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麻なびと振り返る 2019年の大麻総まとめ!

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〜麻なびより〜
いつも「麻なび」をご覧いただきありがとうございます。
東京です。ぴんくです。冬でも蕎麦は「もり」ですが、身体が冷えるのもまた、もりです。
皆さんの「年越しそば」は温かいのですか?そもそも「うどん」なのですか?
「うどん」なら温かいイメージですが、「家はもりだよ」なんてご家庭はありますか?
2019年も年の瀬となりました。今年も麻なびは色々なことに挑戦してきました。
それは新たな出会いに繋がり、多くの方々と大麻談義を経て、大麻メディアとしての立ち位置をさらに確立し、この問題と向き合う姿勢をあたらめて確立できたと思っております。
またいつも沢山の人から応援の言葉をいただき感謝しております。
ありがとうございます٩(ˊᗜˋ*)و
麻なびが感じる今年の大麻業界を文字で表すと「人」でしょうか。
この一年を東京ピンクが代表して振り返ってみたいと思います。

それではスターーーート!!!٩(ˊᗜˋ*)و

2019年のスタートはのっけから「グリーンラッシュ」というワードに関連する記事が多かったな。
アメリカでも国会議員が大麻解禁を支持する事も重要視されるようになった。
結果アメリカは連邦レベルで解放に向かう年になったのだね。でもそれは経済で見れば大麻産業の覇権を中国に持たせたくないアメリカってこともあると思う。だからアメリカの大麻産業は国民含め大いに盛り上がっている。但し過熱気味なCBD熱にFDAが勧告だしたり、現地のビジネスとしては新規でなかなか参入が難しい状況だという話も現地の人に聞いた。アメリカのように地域によっては個人栽培も限定で許可されているとエディブル関係、嗜好、痛み止め、睡眠になどある程度自分たちの栽培でも賄えるもんな。実際「今日は睡眠のためにディスペンサリーでより質のいい大麻を探してくるわ」なんて。自分の強いニーズに合わせて”より質の高い”大麻製品にお金を払う。ある程度自分が栽培した大麻で生活できる分そのニーズの枠は実は狭いのかもしれない。なんて思ったり。
すると何かしら加工したり職人の技が加わる大麻製品でないと大手企業が参入したら太刀打ちできないだろうな。

グリーンラッシュ?というかこのレベルの解放が近い将来に日本で起きたとしたら、
一番求められる人材は現在の日本では「非合法」での中にある場所で得られる知識を持った人々なのかもしれない(*゚◇゚)
例えばTHCを含めた大麻の栽培知識、医療用のオイルやバームの作り方とか。。

いつも思う。民間薬としての幅が現代医療に広がればな〜と。
更にニーズに合わせて質の高いものを政府や企業が開発、提供をすればいいのにって。
世界中で薬効別の種の配合や成分の分析データを無料でシェアして、その情報をもとに個人が取り組める世の中になれば良い。官と民の住み分けは自然とできる気がする。


麻なびは「WEED THE PEOPLE〜大麻が救う命の物語〜」を2度上映しました。
5人の小児がん患者と医療大麻を追ったドキュメンタリー映画です。
2月に六本木のCUBE、6月は新高円寺のガンバラネBARで上映しました。
六本木の方は僕がプライベートで遊んでもらっていたオーナーのクラブをいい形で使わせていただいて。滋賀からイベントにきてくれた2人もいたな。GREEN ZONE JAPANとの連携で起こしたイベントはルッソ博士の時もそうだけど、変に過熱気味になる日本の医療大麻?CBD業界?にありがちな『THCを否定』の空気を正す役割にもなっていると思うのです。この映画を通して多くの人が周りにアクションするきっかけにもなっているのだと実感しています。

こうして映像で医療大麻の効果を目の当たりにできるのは本当に説得力がある。
この映画を題材にしてTV番組で医療大麻の議論をするとかさ。

この辺りで感じ始めたんだ。
Twitterを中心に大麻アンチのコメントに肯定派が正論と科学的な証明、医学的根拠を持って論破する場面を多く目にするようになった。また正しい情報を得ると意外と理解する人も多いということがわかった。議論の場面でも大麻を肯定する芸能人や著名人の発言が増えた。この一年で大麻やドラッグでの逮捕、大麻栽培の摘発、芸能人のドラッグ、役人の覚醒剤とか。知識を持たない人には何が何だかよくわからない事が多い中でグチャグチャながらも大麻の情報だけは肯定する意見を目にする機会が番組でもネット上でも増えた。

厚生労働省の役人も、政治家も、TVのコメンテーターも、大麻に対して無知が多すぎる。
この時点で世界との差がありすぎ日本。
大麻取締法で日本人の大麻に対する認識はここまで失われれてしまった。

それでもやっと、、世界の波と重ねると日本もこのままで言い訳がない。
そんな空気は生まれているのだろうな。


4月には山本医療大麻裁判で出会った当時中学3年生の女生徒が
進学した高校のプレゼンで大麻を議題に取り上げ学校全体での議論を生んだ。
資料提供や自分なりの意見を伝えるやりとりも重ねさせてもらっていたんだ。
大麻という植物を禁止する人の社会でどのように命の選択をするのか。
大麻はどう扱われるべきなのか?学校全体で取り組む事になった。

5月にはマリファナマーチ。毎年のパレード。お祭り。
10月には川崎のハロウィンパレードにも参加していたな。
長い長い歴史の中でパレードもよりメジャーな形へと変化している。
時代の波が追いついた途端に大きな爆発を起こすエネルギーを持っているイベント。
次は代々木公園スタート!?皆さんの参加をお待ちしております。

なんだか日本政府も動き出した?ってのが3月〜5月にあったよな。
東京大学と国立研究開発法人 日本医療研究開発機構が脳内マリファナ成分がてんかんを抑えるという仕組みを解明した。
国立研究開発法人の主務大臣
内閣総理大臣、文部科学大臣、厚生労働大臣、経済産業大臣
要は脳内で作られる大麻成分がてんかんに効果があると「国」が認めたことになる。
そして同タイミングで朝日新聞が報じた「大麻成分のてんかん新薬、国内臨床試験へ 米は既に承認」の記事これは大麻から成分を精製した「エピディオレックス」を治験薬として使う。
日本でも大麻の医療利用への容認としていよいよ動き出したアクションが具体的に国からでてきた。ってやつ。

結果は年末に聖マリアンナ医科大学との連携で赤十字病院がてんかんの治療薬としての治験に向けて体制を整える動きが出た。

政治家や厚労省が治験に向けての発言や動きをする中で、警視庁は「違法大麻」というもう一方のネガティブキャンペーンを発信したよな。THC成分を「医薬品」としてでしか認めない住み分けをする動きに見えてくる。
医療大麻と嗜好大麻の違いってなんだ??
答えは目的と求める効果の場所の違いなだけだ。
精神作用になるとアレルギーを起こす日本人と大麻ビジネス新規参入者が多いよな。
あれはギャグだ。( °o°)ハッ


7月の夏には海外と日本の橋渡しが実現した。
麻なびを見てくれた海外の大麻農家と日本人の援農という形で世界と繋がった。
10人近い日本人が現地で最新の大麻農業やエディブルを学んだ。
驚いたのは2日で20人を超す応募があったこと。これは軽くベンチャー企業の募集反応を超えている。
全ての応募が熱のあるものでした。

超感動しました。

麻なびは大麻業界初の人材派遣をした法人てことになるのかな。
試験的でしたから料金は発生してませんよ^^

その流れで援農体験者のMさんを招いてイベント@ガンバラネBAR

沢山の来場者とアメリカの最新情報をシェアしました。
この援農を体験した他の人の感想も聞きたいな。
ゆうせい荘(You Tuber)くんは援農の参加者で動画活動するきっかけにもなった。
数万のチャンネル登録者に大麻の情報も発信してくれている^^

海外から大麻の情報を動画や記事で発信する日本人も爆発的に増えたよね。
麻なびチャンネルってそう考えるとかなり最初の段階で取り組んでるよな。
僕らの動画の特徴は誰かの活動を特集してお送りしているところ。
あと、日本での解放絵巻、つまり現場での出来事だということだと思う。
日本の解放にあたりどんな人が携わりどのような事を行なっているのか。
そんなことはこれからもチャンネルで発信していきたいな。

しかし年末には酷い逮捕劇が行われたよな。
海外で大麻を吸った動画や自身のHPで大麻情報を発信していたKさんが
教唆で逮捕されたりネット上では俺も?俺も?みたいに騒ついなよな。
なんだか栽培で逮捕とかもめちゃくちゃ多くなかった?

「真面目にマリファナの話をしよう」なんて本も出版されたね。帯に坂本龍一教授ですよ。
こういう影響力のある人が発信すると説得力があるもんな。そしてこのクラスの方。
来年はもっともっと発言者が増すだろうね。

10月にはメキシコの議会で嗜好大麻の合法化に向けての一場面。
議員がジョイントを議会中にプレゼントするパフォーマンス。
ほっこりしたわ〜。結局、、、後は情報がどれだけ伝わるのか!ってことなんだと思う。
この笑顔をみて気が狂ってるとしか判断できないタイプはこの際ほっておいて良い。


近隣諸国ではタイが熱い。スンゲー熱い。医療大麻を皮切りに解放の流れは同じだが。
その他の解放の内容とはレベルが違う。国をあげて国産の大麻を栽培して活用する方針は素晴らしいの一言。
近隣諸国といえばグアム!!NPO法人医療大麻を考える会の前田先生が動いた賜物。
麻なびは当初からこのお話を詳しく伺っていた。最高だと思いませんか☆
グアムと大麻に関する正しい情報を普及するため、グアム政府は近く東京に事務所を開設する。日本の大麻史でこれほど具体的に「型」にしてきた人がいるでしょうか?日本人患者を専門的に診る医師が3名いて、そのうち1名は日本語ができるようだ。ここまでの環境が整い来年から施行される。

日本人は近い国で医療大麻を受けることが2020年から可能になるんだ。
はっきり申し上げましょう。ここで繰り広げられている「大麻」とはTHCを含んだ花穂から摂取する日本で禁止されている大麻の話であります。

先にも述べたけど「安全な成分」とかのうたいでCBDオイルをネットワークビジネスしている輩がとにかく増えたなw。「当社のCBDオイルは日本での禁止成分を含んでいない安全なオイルです」みたいな。どこから湧いてくるのか。お金の力は呼び水として本当にパワーを持っている。情報を発信する力は凄いものがあるからネットワークで大麻の悪いイメージを払拭する一役を担うかと思っていたが、現時点ではとても気持ち悪い販売者が多い。笑顔で間違った情報を自信満々で発言しているからきもい。

誤解を与える情報を拡散しながらお金を儲けようとしているその姿が痛い。

要はどうこのパズルに組み込まれるのか。販売者を教育する根本の人物の罪は大きい。
さらに根本すら色々はめられている姿が哀れ。

あれからどれくらい経ったのだろう?
最近では産業大麻業界からもTHCを「毒」とか言っている人はいなくなった。。
よね?えっ!?まだいる?

ここまで立体的に大麻の有効性があきらかな中で流石にとは思うが、もしそんな人がいたら間違いなくその人の言葉は疑うべきだ。世界の情勢を無視して無毒大麻は神聖です!なんてTHCを「毒」と煽る勘違い農家なんて近くにいないか!?産業用にも大麻スピリチュアルにもCBD医療にもどこにでも「偽物」は沢山いる。大麻は植物である。それを部位や成分で切り離し、安全と毒で分けているのは人間だ。

CBD業界も荒れたな。エリクシノールの販売停止。
製品からTHC成分が検出されたと。それを輸入して販売していた。
厚労省はちょっと待った!それって花穂から取れたCBDオイルなのでは?という疑惑に対して販売のストップをかけたわけです。日本法人はオーストラリア本社は製品は茎から取れたヘンプから抽出しているという資料と分析の元、その商品を販売していました。と。調査をするとなると国と国の問題にもなるのでしょうね。
厚労省は日本でいう禁止成分が禁止域に入った商品の問題の原因を追求せずに最終的に取り締まらなかった。
でも、、これって大麻取締法違反の疑いですよね!?
なぜ、、バッズやクッキーを持ち込んだケース、栽培者にはあれだけの捜査をしてこの部分にはノータッチなの!?って。

思いませんか?

厚労省は現時点で日本に輸入されているCBDオイルは”調査をしなくても”全ての製品は茎から取られた成分である。という事にしたのだろう。

ぐちゃぐちゃやん ゲッ!(꒪ꇴ꒪|||)⚡

嗜好用大麻を否定していた人には「法律で禁止されているから」という人がいたな。
その法律が間違っているという話にまで発展しないタイプの人。
その中にもいるんじゃないの?日本でCBD販売のネットワーク始めてる人。
もしかしたらそれ、あなたの嫌う大麻取締法違反の花穂から取れたCBDを枝と称して販売しているかもよ!?

誤解しないでくださいね。花穂由来、THCも含めた一物全体のオイルがベストだと思っています。麻なびがもしこのご時世でCBDオイルを販売するとしたら、できるだけTHCを配合の「THC MAX!!」って商品名だなw。
今の日本ではギリギリMAXのTHCを0.3%まで配合しました!「THC MAX!」なんてさ。

増えたよな。THCは安全ではないという誤解を産みながらCBDオイルを販売するネットワークビジネス販売者。

11月 青山大麻裁判の外国人記者クラブでの記者会見にメデイアとして参加しました。

青山さんがした事って「自分で栽培して」、「それを加工もしたりして」、「分けてあげたら」「その人の病気改善されちゃった」ってお話なわけです。CBDオイルよりもアントラージュ効果ありありで、バッズそのもので効果バッチリな状態だが違法。というやつです。
麻なびはメディアとして現在のその他報道機関の大麻に対する調査不足な報道姿勢を記者会見である事を質問に織り交ぜて発言してきました。

青山哲也: 非営利、非合法大麻農家
末端価格1億7600万円、29kgの大麻所持で逮捕
北海道十勝から大麻草の安全性や医学的有用性を周知する為の普及啓発活動の最中、昨年12/3大麻取締法違反にて逮捕。 1億7600万円分の大麻所持との報道。人道的大麻所持にて係争中。



【麻なびからの質問 ①】:29:00〜
これまで行なわれた裁判での7回の公判をレポートで拝見をして質問がございます。
当初は「国選弁護人」からスタートした裁判も途中で「私選弁護人」に変更をされました。
この変更時に裁判所より弁護士と裁判官と検察官による三者協議の結果「特例」で補佐的にこれまでの国選弁護人がつくという報告がなされた。と伺っております。
非常に理解し難い内容ですが詳細を教えていただけますでしょうか。

(質問の意図)
新たに私選弁護人を選任すると,これまで就いていた国選弁護人は裁判所によって解任されることになります。この通常の流れとわ異なる極めて異例とも取れる三者協議の「特例」とは
どのような理由で報告されたものなのか?不可解な部分を感じるため。

【麻なびからの質問 ②】50:40〜
この国の様々な矛盾が現象として起こっています。例えば厚生労働省が公表している大麻の「ダメ絶対!」の情報と青山さんが提供した大麻で病気や疾患が改善され向精神薬を断つことができた事実。日本の歴史でみるとアメリカのGHQ政策で大麻取締法は施行されたが、一方で現在のアメリカは連邦レベルで解放の議論が始まっている矛盾。その中で現在の日本における大手新聞社、メディアの大麻報道に対する幼稚さを強く感じます。読売新聞社は大麻の依存性に関して「たばこより害が少ない」「タバコや酒よりも依存性が低い」などの誤情報はネットで広まり続けている。と報道しました。しかし海外の医学雑誌 ランセットが発表した研究結果は第1位にアルコール、たばこは6位、大麻は8位。即ち大手マスコミはこうしたエビデンスと自身の調査とを比較もせず、もしくは知っているが報道しないという状況が続いています。
今後そういった大麻報道に対して求めることはありますか?

(質問の意図)
麻なびは公式の記者会見の場でメディアという側から2つの質問をしました。
これまでの日本の歴史では被告人、弁護士、支援者、第三者が現在のメディア報道に対して
改善の要求や不満を伝える場面はありました。
しかしメディアという立場から大麻に関してあるべき姿勢で報道をする機関がなかったのが現状でした。公式の場で外国人のメディアに日本の大麻報道の幼稚な内容を知っていただく必要があると思い質問しました。

11月14日, 15日 大嘗祭 天皇陛下 皇位継承の儀が行われる
令和元年 一代に一度の天皇陛下皇位継承の儀「大嘗祭」が行われた。
大嘗宮に設けられた「悠紀殿(ゆきでん)」と「主基殿(すきでん)」には、
麻の織物「麁服(あらたえ)」、絹の織物「絹織物の「繪服(にぎたえ)」が供えられた。

そういえば麻草屋@浅草一等地!オープンおめでとうございまーす٩(ˊᗜˋ*)و

そう、麻なびが表す大麻業界の一文字は「人」です。

結局麻だろうが、なんだろうが、それを扱う「人」次第だなと。
そう思うのであります。

大麻取締法という、そもそもなかった概念が日本に根付かさせられて区別したにすぎない。
許可、解放、制限とか大麻を取り扱うにあたって必要のないワードが並んでいる。
大麻業界の中で敵が生まれている。

そんな概念、日本にはなかったのに。

大麻は植物である。その感覚をどれだけ最短で日本で増えるか。
最後は数です。

麻なびはメディアとしてしっかりとその役割を全うしてまいります。

2019年、麻なびをご覧の皆さま応援してくださりありがとうございました。
良いお年をお迎えください。

2019.12.30
代表 Tokyo Pink

DON DON PUFF / LONSDALERS

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