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豪政府、医療用大麻の輸出を解禁 その背景にあるもの

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〜麻なびよりコメント〜
麻なびは昨年にオーストラリアで産業用大麻の生産をする企業 Cannabird Pty Ltdにお話を伺う機会があったのでその内容に麻なびの意見も組み込んでこの記事を紹介したい。 オーストラリア連邦政府が医療大麻の輸出を解禁するまでの歴史の一部を紹介します。

(一部抜粋)
オーストラリアはカナダとイスラエルの大麻を使い世界で初めて癌の痛み止め、子供のてんかん等に医療大麻を人に対してトライアルを行いデータを集めることを連邦政府が行った。
しかし医療大麻に関しては国内でも参入するのは製薬会社を含め、既に巨大な産業を担っている企業でないと参入が難しいらしい。

合法化の後も少し前には自分の育てた大麻を有志で求める人に譲渡する動きも盛んだったが、政府や企業の圧力を受け衰退させられた歴史もある。民間薬を国が管理する動き(締め付け)だ。これはどの国でも起こりうる経済との絡みなのだろう。

2017年の10月には産業用大麻の免許を取得していても、CBDを含めたすべてのカンナビノイド成分に携わってはいけない法律まで出来上がっている。オーストラリア国内でも州と連邦の意見の違いや利権が絡む動きはあり、そして今でも続いているのだと思う。

世界の医療大麻の需要が増えてオーストラリアが国として乗っかった動きなのだろうが、そのビジネスに参入できる「条件」や「資格」にはやはり厳しい規制がかかっているのだろうか。

国が大麻ビジネスに参入して企業から収益を得られることにはメリットがある。
しかし本来は「民間薬」としての側面もある、いや そうあるべき大麻が一部のシステムに
組み込まれているような感覚も一方で感じてしまう。

ミラクルな植物であるが故に「自由」と「規制」の折り合いを探すテーマはまだまだ続きそうだ。

配信元:アジア経済ニュース
https://www.nna.jp/news/show/1707923

豪政府、医療用大麻の輸出を解禁

オーストラリア連邦政府は4日、医療用大麻の輸出を解禁した。国内市場では厳しい規制が敷かれている一方、医療用大麻の需要は世界中で高まっており、輸出解禁は国内の業界にとって大きな成長の機会となるとみられている。オーストラリアンが伝えた。

オーストラリアでは関連企業数社がオーストラリア証券取引所(ASX)に上場を果たしている一方、医療用大麻の栽培や使用に関する厳しい規制が成長の妨げとなっており、国内各社は輸入品との競争に苦戦していた。

DON DON PUFF / LONSDALERS

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