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連載 Cannabis Revolution 〜日本麻フェスティバル〜

Cannabis Revolution
連載① 麻の伝統文化の紹介
第6回 日本麻フェスティバル in 鹿沼を訪ねて

「文化」という言葉には親しみがある。場所と土地に根付くもの。
皆と共有できる最強のアイテム。例えば日本人同士だとお祭りの話は盛り上がる。
その風土が生み出した「技術」も伝統を引き継ぎ世界で応用されている。
和食、ラーメン、アニメ、日本のカルチャーは海外の人と仲良くなるきっかけになっている^^
それが土地をレペゼンするものであれば自分の”誇り”にもなる。
コミュニケーションツールとして、そして文化は人種を超えたその人を形成する要素だろう。

つまり、、国境がなくなってもなくならないね。文化(カルチャー)は。
そして日本文化を通して常に何かを感じている事が楽しい。
なんて車の景色を見ながら思っていたのです。

旧粟野中学校の校舎。趣があり床板と柱壁には木材が使われている。
当日の雨がまた別の世界へと誘ってくれた。雨、雨、しとしと。。

「第6回 日本麻フェスティバル in 鹿沼」を訪ねました。
麻好きの皆さん。お待たせです。

今回は日本の伝統農業、文化にまつわる麻の展示から、実際に職人さんにお話を伺ったり、、
麻引きの体験もしたりと日本の伝統文化における「麻」を存分に堪能しました。

伝統を通じて目にする「麻」は愛らしさと親近感。
職人を通して感じたことは伝統を「残すこと」と「変わる」ことの間。
未来の世界でもあい変わらずそのまま在るべきものと、変わるタイミングを迎えたもの。
麻が現代の色んな場所でまた馴染むといいな。

発展が向かうべき先は「ちょうどいい塩梅」そう潔く教えてくれる大麻。

当日は職人の技と作品を中心に楽しんできました。いくつかをご紹介してまいります。

しめ縄(精麻)を腰に締める横綱の身体は神社だ。

国産精麻の注連縄と鈴緒。生き物のような躍動感とエネルギーが宿る。

長島繊維株式会社の国産大麻帯 圧巻の一言。

精麻は「麻引き」という最後の工程を経て輝く

有限会社豊田木工所の鹿沼組子はChiristian Diorからもオーダーを受けている

どうでしょうか。この麻好き全開の調子は?
兎に角、伝統の麻文化に触れることで訪れてきた感覚は心地よさでした。

麻引きする前の発酵液に使った精麻

動画でも紹介していますが職人の阿部さんに直接麻引きをご指導いただきました。

麻は現代において贅沢なんだと思います。こんなに美しくて柔らかくて。
国産大麻の注連縄や鈴緒はモノが違う。だからこそどこの神社にもあって欲しい。

そういう「豊かさ」を味わう、贅沢。


麻なびチャンネル Cannabis Revolution
特集① 麻の伝統文化の紹介

※Cannabis Revolutionは連載で麻の核心を特集してまいります

伝統文化の大麻は「豊かさ」とは何かを教えてくれている氣がしました。
日本文化に宿る職人気質の氣は八百万にあると。

人の感覚や意識のあらゆる場面で感じることができる。
そこで得られる幸せの”粋”な伝達手段。

最初漁網として生まれた麻の網は最後に糞僧衣(ふんぞうえ)、袈裟として姿を変える。
江戸時代の国産麻で作られた着物、すなわちその土地の植物で作られた着物は現在もその姿を残している。

そこに至るまでの工程を想像する。

「贅沢の極み」

職人の言葉にはそんな深みがありました。

これ以上は麻が人にもたらす不思議を感じてみてください。

まずはその手で精麻に触れてみませんか?

DON DON PUFF / LONSDALERS

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