高樹沙耶なう


〜麻なびよりコメント〜
高樹沙耶さんへのインタビュー記事が掲載されている。
まず言えること、大麻は薬物ではないということを沙耶さんの元気な姿が証明している。
あの時から、少しずつ日本も大麻に対しての認識が変わってきた部分もある。
さぁ次のステップだ。影響力のある著名人、有名人、もっと騒ごう!

配信元:TOCANA
https://tocana.jp/2018/11/post_18755_entry.html

「5年前、大麻を叫んでキ●ガイ扱いされた」先駆者・高樹沙耶、CBDオイルの効果を徹底解説! 五輪後に日本で大麻解禁の動き? 石丸元章対談

 

――南の島で暮らす女優高樹沙耶さんと、都会の隷属者として東京で暮らすライターの石丸元章をネットをつないで、石垣島の精霊やスピリチュアル、UFO、日本社会の政治、事件、芸能界、そして大麻のこと…などについてあれこれ語る、話題騒然の対談!

――今年9月にウエイトトレーニング中に脳卒中で緊急入院した石丸元章を高樹沙耶が激励しつつ、話題は「医療大麻」へ……。後編は、大麻CBDオイルについてお届けする。(前編はこちら

■5年前と比べて「大麻の常識」に変化

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石丸 参院選の話になりましたが……。高樹さんが参院選に出馬したとき、街頭に立っている姿は、どっから見ても「落選する候補者」でしたね。

高樹 だって、脱原発医療大麻を訴えていましたからね。奇蹟が起こらない限り、当選するわけがないと自分でも思ってました(笑)。“ときの風”が吹いていなかったから。ただ、私としても当選することが目的ではなくて、医療大麻というワードを日本中に撒き散らしたかったというか。そういう意味では良かったんじゃないかと思ってます。

石丸 いまなら、わかりませんよ!当選するかも。

高樹 「大麻って麻薬のこと?」という世間の認識のなかで、医療大麻を訴えていて、「本当に私、大丈夫かなあ」という気持ちもあるにはあったんですけどね。だから「今はもう、カナダでは嗜好用大麻も合法化したじゃん」と言いたい思いもありますけどね……。

石丸 カナダの嗜好用大麻合法化で、社会には高樹さんに追い風が吹いてますよね。

高樹 日本テレビ『スッキリ!』などテレビのニュース番組でもきちんと報道されたので、私のTwitterのフォロワー数もわーっと増えました。5年前に私が「(大麻を)食べたり、喫ったりするとアンチエイジングになる」とか言ったら、キチ●イ扱いされてましたけどね(笑)。やっと言ってたことが、具現化してきたという思いはあります。

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画像は、テレビ東京より引用。

石丸 先進国で合法化されたのは大きい。カナダは戦勝国ですから。ジャマイカで合法化されたのとはインパクトが違う。

高樹 最初に合法化されたのはウルグアイですけどね。G7の先進国カナダで合法化されたのは、大きなことだと思います。

石丸 なんかさあ、この連載に関するコメント欄を読むと……もうひどいわけ。

高樹 私なんか、ずっと叩かれっぱなしだからね(笑)。気にしないようにしてます。

石丸 わたくしなんか、デビューした著書が『SPEED』(※ジャンキーとしての私的な生活を描いたノンフィクション小説)だから、最初から「ヤク中は死ね」とか言われて。でも、高樹さんは大変だと思いますよ。それで――今回、病気になってみて、医療用大麻のことが急に身近になったんですが、日本でも合法な大麻成分CBDもどうやら脳卒中にも効くようですよね。

■CBDオイルの効果ってどうなの?

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画像は、CBDオイル。ゲッティイメージより

高樹 CBD(=Cannabidiolカンナビジオール)が体にいいということは、1980年代にECS(エンドカンナビノイドシステム=我々に本来備わっている身体調節機能)が発見されて、明らかになりましたからね。加齢ストレス、生活習慣でECSのはたらきが弱ると「カンナビノイド欠乏症」になって体が不調になることがわかったんです。でもCBDを摂るとECSのはたらきを取り戻すことができる。だからECSの発見で、医療の世界も大きく変わりだしました。厚労省も、幻覚作用があるTHC(テトラヒドロカンナビノール=大麻草の葉と穂)の輸入は厳しく禁じていますが、このTHCを含まない種と茎のCBDに関しては、食品として「CBDオイルの輸入」を認めていますし、税関も通ります。ただ、大麻取締法ができたのは1948年、70年も前のことで、CBDとかTHCでなく、大麻自体がダメだという。ですから、いまだに成分に関する法律はなくて、厚労省もCBD製品の輸入許可基準を明らかにしていない

石丸 ふ~む。

高樹 とはいえ、世界的にみるとCBDだけでなくTHCも入った医療用大麻がオープンになってきていているんですけれどね。日本ではTHCが0.1%でも入ったCBDオイルはダメということになっているんです。なので、日本にもCBDオイルを輸入して販売している人たちはたくさんいるのですが、さまざまな検査を経たものしか売ってないですね。

石丸 高樹さんはCBDオイルを試したことはありますか? 自分は以前、かなり高価なCBDオイルを買ってみたんだけど、その時は病気でもなかったし、効果がよくわからなくて。いわゆる大麻みたいにキクわけじゃないし。

高樹 私はぶっちゃけ大麻をやっていたじゃないですか。だから、CBD成分だけのものって効くの? ってなっちゃっていたわけです。医療用大麻でもTHCが入ったものの方が効果があるとわかっていましたしね。ですから、以前は興味がなかったし、逮捕後は大麻関連のものに触れたくなかったので、CBDへの関心はなかったんですよ。

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石丸 一緒、一緒!

高樹 でも、たまたま、あるドクターに「税関を通ったCBDオイルの使い捨て電子タバコ」の存在を教えてもらって……。その時、私は抜歯の後遺症からの体調不良がありましたので試してみたら、痛みが軽減したんですよ。あと、人生初の環境適応障害になっていて、多少鬱というか、将来の展望が見えず、暗い気持ちになっていたんですが、CBDオイルを利用すると、精神的にリラックスできるように感じましたね。

石丸 やっぱり、脳卒中の後遺症にも効果があるのかなあ。CBDオイルは精神的なリラックス効果もあるんですよね。

高樹 大麻については、日々さまざまなエビデンスのアップがありますが、私個人の体験を語りますと、知り合いが脳梗塞の術後、言葉がうまく喋れなくったんです。それでリハビリ中、医療大麻を使用したら3カ月で普通にしゃべれるようになった姿を見ているんです。

石丸 現役入院中の卒中病人としては、医療関係者にも医療用大麻に関心を持ってもらいたいところですね。医療用大麻が、脳神経系疾患のリハビリ医療に効果があったらすばらしい。ただ、とりあえず今手に入りやすそうなCBDオイルですら、日本ではすごく高価ですよね。

高樹 ですから、ずっと言っていることですが、輸入しているから高いわけで、日本でつくれば安くできるという。外国企業に利益を独占させているのは、もったいないと思うんですよ。

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高樹沙耶・近影

大麻ビジネスについて

石丸 ところで、合法化されたカナダだと大麻ってお幾らくらいなんですか。

高樹 8ドル~10ドルくらいで買えると聞いています。ただ、これは合法化で課税された分も含みます。非合法だった頃は3ドルくらいだったとも。

石丸 へえ、日本だと非合法な末端価格1g5000円前後と言われてますよね。ずいぶん安いなあ。

高樹 いま金が1g4800円ぐらいですから、日本では金と同じぐらいですね。大麻を禁止していた方が都合がいい人が多いのは事実!

石丸 ちょっと話が飛びますけど――日本ではカジノ合法化というか、IR、統合型リゾートが進んでいるじゃないですか。カジノビジネスに参入するには大資本が必要となるけど、大麻ビジネスは栽培すればとりあえず育っちゃう。だから、誰でも参入できる。日本ではそういう動きがあまりないようですけど。

高樹 逆に、日本の大企業がまったく興味を示していないのもおもしろいことだと思う。

石丸 アメリカだと、コカコーラが大麻飲料市場に参入するという。

高樹 あと、 コロナビールが大麻産業に多額投資。グリーンラッシュが起こっている。ただ、結局、草ですからね。コカコーラやコロナビールは飲料として、大麻成分入りへとシフトしています。

日本では、大塚製薬がアメリカの企業とカンナビノイド系がん疼痛治療剤を作っていますが、化学合成物質なので、どうなのだろうという噂はあります。

石丸 大麻はやっぱり、効かないとダメです!

高樹 大麻は「神の草」と呼ばれていますが、化学合成物質になると、あるいは化学合成物質を加えると、(危険な)麻薬になってしまう側面があるといわれているんです。そういうものが出回ったため、WHOでも、大麻及び大麻関連物質が1961年麻薬単一条約、1971年向精神薬条約で国際的に規制されていました。

石丸 初期の脱法ドラッグにも、合成カンナビノイドのようなものがありました。

高樹 化学合成物質に医療効果があったら、医療産業は黙っていない。そこらへんが、面白いところなんですよね。

ただ、今は、WHOでも大麻の国際規制が変更される可能性が高まっていて、規制緩和の動きが加速しています。その上で、すでにCBDは体にいいことは認められていますが、THCをどうするかということが話し合われています。しかし、11月からイギリスではTHCを含んだ医療用大麻が認められ、タイ、グアムでもそういう動きがある。これはもう、止められない流れになっているので、WHOも認めるのではないか、と。ウソはつけない、追い込まれていると思います。(※対談後の2018年11月13日、タイ政府は医療目的での大麻(マリファナ)とクラトムを合法化する法案を承認。なお嗜好品としての大麻、クラトムは許可されない)

石丸 ところで――沙耶さんは、いつ日本で大麻が合法化されると思います?

高樹 医療用大麻に関しては、これからのWHOの動き次第でしょうね。11月にECDD(WHO 依存性薬物専門家委員会会議)で、大麻草が麻薬であるかどうか、再検討される予定です。現状、麻薬でないとされる見込みで、それを受けて、来年3月に開かれる国連のCDN(国連麻薬委員会)で、大麻の国際規制が変わる可能性が高いんです。厚労省にも通達がいきますから、国内もそれに追随していく方向にいくと思うんです。

石丸 自分の息子は中学1年なんですけれど、「君が生きているうちに法律が変わる可能性がある。だから、それまで手を出すな」と伝えてる。自分は10年15年という単位だと思いますね。

高樹 私は東京オリンピック後、2020年以降、動きがあると思っています。

※次回、高樹沙耶大麻10番勝負、宮台真司先生初登場~!

※これまでの連載はコチラ

石丸元章(いしまる・げんしょう)
1965年8月9日、千葉県生まれ。作家、ライター。高校在学中にライターデビュー、人面犬ブームの仕掛け人。著書に『スピード』『アフター・スピード 留置場→拘置所→裁判所』『平壌ハイ』『神風』(すべて、文春文庫)など多数。近作に『霊園にて- bpm198』(東京キララ社「ヴァイナル文學選書 第一弾」)
・@chemical999

◎高樹沙耶(たかぎ・さや)
1963年8月21日、静岡県生まれ。元女優、元作詞家、石垣島のキャンピングロッジ 「虹の豆」オーナー。1983年に主演映画『沙耶のいる透視図』で女優デビュー、映画&ドラマシリーズ『相棒』ほか、数多くの作品に出演、人気を呼ぶ。著書に『贅沢な暮らし—衣食住が育む「心のラグジュアリー」』(エクスナレッジ)、『ホーリープラント 聖なる暮らし』(明窓出版)ほか
https://www.facebook.com/nijinomame/

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