ボブ・マーリーの3人の息子たちが語る 大麻と父

〜麻なびよりコメント〜
日本のアーティスト そろそろカミングアウトしませんか?
ボブ・マーリーの3人の息子が自身らの大麻製品ブランド「マーリー・ナチュラル」の事、
そして父の事を語っている。「音楽がみんなを結びつけるのはもちろんだが、それ以上の理由がある。それが大麻であり、大麻の多種多様な効用だ」

配信元:Rolling Stone
http://rollingstonejapan.com/articles/detail/28125

大麻合法化の活動家だったボブ・マーリーを3人の息子たちが語る

3/16(金) 17:10配信

マーリー家のジュリアン、スティーヴン、ダミアンの3兄弟が、早くからマリファナの合法化を推奨した生前の父ボブ・マーリーを語った。

「僕は4月20日生まれなんだよ」とボブ・マーリーの息子スティーヴンが笑顔で教えてくれた。彼とジュリアン、ダミアン・ジュニア・ゴング・マーリーの3兄弟は、来る4月に西海岸で初開催されるマーリー・ファミリー主催のカヤ・フェストを発表した。この日は非公式なマリファナ・ホリデーとなるだろう。2日間に渡って開催されるコンサート・イベントでは、ボブ・マーリーの息子5人全員がステージに立ち、ローリン・ヒル、サイプラス・ヒル、トム・モレロがゲストとして登場する。2017年にカリフォルニア州がマリファナのレクレーション使用の合法化を住民投票で決めたことと、西海岸でのこのイベントの開催決定は無関係とは言えない。

「音楽がみんなを結びつけるのはもちろんだが、それ以上の理由がある。それが大麻であり、大麻の多種多様な効用だ」と、ウェスト・ハリウッドのサンセット・マーキス・ホテルで行われた記者会見でスティーヴン・マーリーが述べた。このホテルは彼らの父が贔屓にしていた定宿でもある。「このハーブの使用が人類にプラスとなると、僕たちはこれまでずっと主張してきた。すべての奇跡が空から降ってくるとは限らない。土の中から生まれる奇跡もある」と。

カヤ・フェストはファミリー向けのフェスティバルで、ボブ・マーリーの1978年のアルバム『カヤ』にちなんで名付けた。マーリーの息子たちによると、彼はマリファナをガンジャやカヤと呼んでいたという。4月28日・29日にカリフォルニア州サンバーナーディーノで開催されるこのフェストでのコンサートには、ジギー・マーリー、キマーニ・マーリーも登場する。さらに、ラッパーのアクション・ブロンソン、トゥーツやメイタルズというロックステディのベテラン勢も加わる予定だ。第1回カヤ・フェストは2017年にマイアミで開催された。

記者会見(とボブ・マーリーの曲「クッド・ユー・ビー・ラヴド」の感動的なアコースティック演奏)のあと、生前の父ボブは大麻合法化の動きに常に影響を与え、現在もこの運動の一翼を担っていると、息子スティーヴンがローリングストーン誌に教えてくれた。「このハーブを知ってもらうために、父はこの運動の最前線にいた。それが彼の生き方で、彼のルーツだったんだ」と。

アルバム『ストーニー・ヒル』で2018年のグラミー賞の最優秀レゲエ・アルバム賞を受賞したばかりのダミアンが「マリファナが合法になりつつあるよね。父が何年も前に言い続けていたことを考えると、父のレガシーの重要さが増している。父はほら、俺の言った通りだろう!って言っているはずさ。父のレガシーが一歩前進したということだ」と、スティーヴンの後に付け加えた。

ボブ・マーリーの一家が創業したマーリー・ナチュラル

「音楽がみんなを結びつけるのはもちろんだが、それ以上の理由がある。それが大麻であり、大麻の多種多様な効用だ」―スティーヴン・マーリー

2016年、一家はマーリー・ナチュラルを創業した。これは様々な種類の大麻草、吸引器具、大麻種子のソープなどの、大麻草と大麻関連製品を扱うブランドだ。一方、マーリー兄弟たちはレコーディング・アーティストして、彼らの父親が広めたレゲエへの関与も怠らない。実際に、ジギー、スティーヴン、ダミアンの3人はこれまでに何度もグラミー賞を受賞している。2004年には5人兄弟が揃ってツアーを行った。

「一つの集合体だね」とダミアン。「みんなが揃ったときは父の音楽を多く演奏するんだ。ジュリアンが自分のライブで僕の曲をプレイすることはないけど、父の曲は2~3曲演奏する。僕たち全員がそんな感じなんだ。僕たち兄弟のコンサートに共通するのがそれだね。だから兄弟が全員集合すると、その点が強調されることになるよ」と。

父親の音楽をルーツに持ちながらも、彼らはそれぞれが独自のスタイルを確立してきた。その上、ジュリアンがワン・バイブレーションと呼ぶ音楽的な結びつきも持っている。スティーヴンが言うには、彼らは5人全員でスタジオに入って一緒に曲作りしたいという願望があるらしい。「そういう憧れがあるんだ。ただ、今は自分たちのレガシーをみんなに紹介するつもりさ」とスティーヴン。

マーリー家がこのフェスティバルの名前をアルバム『カヤ』にちなんだ理由は、スティーヴン曰く「フェスティバルを開催する趣旨を明確にして、この植物をみんなに知らしめたいからだ。父が何度も歌っただろう? マリファナたばこに火を点ける間は失礼するよって」。

アルバム『カヤ』がリリースされた当時、これはポップス好きのリスナーにも届いた最初のアルバムの1枚となった。ただ、革命的なアンセムの「ゲット・アップ、スタンド・アップ」よりもロマンチックで穏やかな空気感が、批評家たちには嫌われてもいた。

スティーヴンが説明してくれた。「このアルバムは最も批判されたアルバムとなった。ボブが軟化した、ボブはこうだ、ボブはああだ、と。父の音楽の多様性が出ただけだったのに」と。彼はフェスティバルの2日目にこのアルバムに敬意を表したアコースティック・セットを行う予定だ。「芸術は石のように固くもなるし、水のように柔らかくもなるんだよ」とスティーヴン。

『カヤ』収録の楽曲は今日でも最も有名なボブ・マーリーのヒット曲である。「ボブ・マーリーの音楽を掘り下げたいと思うなら、このアルバムが入門編だね」と、アルバム・リリースと同じ年に生まれたダミアンが教えてくれた。

Translated by Miki Nakayama

STEVE APPLEFORD

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