日本で初の医療大麻裁判の開廷!!

東京です。

長かった冬も去り少し暖かくなってきました。

春の足音がもうすぐそこまでやってきています。

さて、2016年3月10日(木)に日本で初の医療大麻裁判が始まります。

通称、山本医療大麻裁判です。

日本でも早く大麻取締法が改正されるべきだ。

そう思っている自分としては、この裁判の持つ意味はとても大きいと感じています。

僕は大麻を解放する事は、人間社会での常識や価値観を、これ迄とは違った良い方へ変えるきっかけになると考えています。

そしてこの裁判は、頭のかたい日本の政治家や役人、いつまでも世界の流れからとり残され現実から目を背ける日本人が、大麻に興味を持つための一滴になると信じています。

“医療大麻”は様々な病気で苦しむ人々を実際に救っており、さらに研究を重ねれば、現在の医療よりもより効果的な治療法となる可能性を秘めています。

山本さんを応援する東京ピンクとしては、この目で見たこと、心で感じたことを皆さんに知ってもらうべく、この裁判をパイプに詰めてブハ~っと吐き出してまいります。

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煙に巻いちゃうよ。

さて、この山本裁判はこれまでの大麻裁判と争う論点がそもそも違います。

日本で大麻に関連した裁判は、嗜好として使用する目的で所持、栽培、売買したハッピーな人々を裁くものが殆どだと思います。

この手の裁判では、現在の日本の法律が大麻は“薬物”という扱いのため、裁判で争うのは裁判官の心象を悪くする種でしかありませんでした

「おい!裁判長!大麻は日本の文化なのだよ!世界ではもう解放の道を進んでいるぜ。つべこべ言わずにYouも一服しちゃいなyo!!」
なんて叫びたい気持ちをぐっとこらえて。

初犯ならば執行猶予を確実にその手にするために、
「ボブの歌かなんか聴きながら、巻いたジョイントに火をつけてパーティー♪」

なんておちゃらける事は無論できず、、、

「魔が差しました。すいませんでした。」

なんて思ってない事を言ってみたり、そんな茶番劇が展開されるのですが。

今回は “嗜好大麻” ではなく “医療大麻” です。

医療大麻とは欧米、南米を中心に法律で合法的に認められている治療法です。

今回の裁判の中心にいる山本さんは、医者から“余命宣告”され今も病と闘っている現役の末期ガン患者です。(肝臓がんのステージ4b:肺とリンパにも転移)

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ステージ4bとは:
リンパ節や他の臓器への遠隔転移が認められる。肝臓癌だけではなく、転移先の臓器に応じた症状が現れる。
:背中や腰、腹部の痛み、吐血、出血、むくみ、腹水、胸水、呼吸困難などの苦痛を強いられる。また、意識障害、抑うつ、こん睡など神経障害が重くなることが予想される。

僕と山本さんの出会いは、NPO法人医療大麻を考える会が主催した医師の福田先生(元国立がんセンター)による、医療大麻の真実を語る講演会を聴きに行ったのがきっかけでした。

その時に山本さんが笑顔でご自身の症状を僕に話してくださった事を思い出します。

彼の肌のツヤ、元気な姿はとても病を患っているとは思えませんでした。

また彼が余命宣告されたがん患者という話を聞いた時には、驚きしかありませんでした。

医師から命の期限を告げられるということは、彼らではもう手の施しようがない。

と言うことです。

それでも“生きる”という本能に従い、現代医療の抗がん剤治療をしていたが山本さんの身体に改善は現れなかったそうです。

僕は楽観的な人間です。

それでも自分の命に期限を告げられた時を想像すると、

やっぱり、 普通とは、今までとは違う、

そんな自分がいるだろう。

そう思います。

末期の癌という手に負えない病を抱えている毎日と、抗がん剤による副作用が身体と精神に負担として加わる生活。

先の見えない状況に、自ら命を絶つという考えも浮かぶと言います。

もはや僕の想像では理解できない領域です。

でも癌に苦しむ人が、抗がん剤の副作用で食欲がなくなり痩せていき、髪の毛が抜け、それまでしていた普通の生活ができなくなり、我慢して痛みや苦しみと闘い悩んでいる姿は、親戚やテレビに映る患者さんを通して見ています。

山本さんは医師と相談して、改善が見えない“抗がん剤治療”をやめました。

そして治療の為に“大麻を使う”ということを選択しました。

ここは日本です。周りには大麻への偏見しかないそんな国です。

山本さんの勇気ある行動は、その決断と大麻を利用するという選択を担当医に伝えたことです。

信じられますかw

担当医に「大麻で治療してみます!」って。

そう伝えたのです。

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大麻にはカンナビノイドという成分があります。

そして人間の体は、カンナビノイドが作用する受容体を持っています。

カンナビノイドを取り込んだ体は、その影響で人体の様々な “悪” を正す作用を施します。

すなわち人間が何らからの方法で大麻を摂取すると、身体的病、精神的病を治す働きをしてくれるのです。
※摂取方法、カンナビノイドの種類で影響力は変わります。

癌をはじめ、約250種類の疾患に効果があるとされています。

しかも副作用はほとんどありません。そして致死量がありません。

加えて言うなれば、、、

THCの場合はハッピーになるくらいw(人によっては目眩や多少の倦怠感は感じるかもですが)

この事実が世界中で認められ、応用され、法律が変わっているのです。

山本さんもこんな感じで担当医に伝えたのでしょうかw

病と闘う患者にはこんな権利があります。

リスボン宣言(患者の権利に関する世界医師会リスボン宣言)
すなわち医療従事者が知っておくべき患者の権利を宣言したものです。

一部抜粋:
法律、政府の措置、あるいは他のいかなる行政や慣例であろうとも、患者の権利を否定する場合には、
医師はこの権利を保障ないし回復させる適切な手段を講じるべきである。

担当医は医療大麻に関して半信半疑だったのかもしれませんが、その選択を承諾したそうです。

ここまでの結果として、、、

先にも述べたように、山本さんの元気な姿に僕は驚きました。

それを証明するように、大麻を利用してから数ヶ月で主要マーカーの値が1/20まで下がり、肝細胞が再生したのかと思えるほど数値が改善したそうです。

担当医はその効果に驚きを隠せなかったそうですw

もちろん見えないところでは末期癌の影響を抱えていると思います。
でもLIFE OF QUOLITY(人生の質)は保たれています。

そして余命宣告された山本さんは、現に力強く生きています。

山本さんを担当していた3人の医師は、化学療法をせずに “大麻” で現れたその効果に「信じられない」と驚きを隠せなかったそうです。

そして、

医師「この数値なら手術できる!」

山本さん「いやいや。やらないよ先生」

そんな会話もあったそうですw

山本さんはこの効果に対する感想を、担当医の了解を得てインタビューして映像に残しています。

現場の医師が、医療大麻の効果に関して驚きの声と認めざるおえない言葉を述べているのを映像で残しています。

応じた担当医にもリスペクトです。

ここ日本の、とある場所の、勇気ある現場では、
このような選択がなされていました。

生きるために。

山本さんは2015年12月、東京で警察の職務質問を受け大麻所持による“大麻取締法”で逮捕されました。

後の家宅捜査で、栽培中の大麻草が押収されました。

2016年3月10日から山本さんの“無罪”を証明する裁判が始まります。

今回の裁判がこれまでと違うのは、僕らが持つ基本的人権による二つの権利を対象に判断を計るという事です。

国家や司法は人権(個人の幸福)と公衆衛生(集団の幸福)を約束しています。

個人の幸福(生存する権利)という観点から、現代医療の領域では手の施しようがない末期ガンの患者に対し、幸福を追求し生存するために “治療としての大麻利用” を認めるという判断なのか。

公衆衛生(集団の幸福)という “大麻取締法” を破った末期ガン患者は、大麻に対する薬物規制という観点から集団の幸福を犯したという判断になるのか。

その判決を迎える闘いがいよいよ法廷にて始まるのです。

大麻はアルコールやタバコよりも有害性が低いということは証明されています。

そして“医療大麻”は病気に効果があることは、結果として出ています。

たくさんの人を救える大麻を、国は法律で禁止しているのです。

“薬物”という事でしか大麻を計れないヴァージン達にいくら嗜好として(快楽を求める権利)の主張をしても公衆衛生(集団の幸福)を尊重する権利に傾く事が予想できます。

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(図はNPO法人医療大麻を考える会より)

そもそも大麻を“薬物”として扱っている時点で、それならお酒は?タバコは?

お酒は人間を酔わせ、中毒にさせ、暴力を誘発し、車を運転させれば殺人も起こしている。

その部分をどう説明するのかと言いたくなりますが。

さらに大麻は、ゲートウェイとして他の危険薬物への入り口になるとの誤解もあります。

そもそもお酒とは違う酔い(飛び)が他のドラッグにあるという時点で、すでにその入り口は開かれているし、大麻だけをその位置に置くことはナンセンスです。

それでも現時点では、この論点で主張することは無駄なのが事実です。

しかし今回の山本さんのケースでは、全ての人間が病気を治して幸福に暮らす権利が認められている。

適切な治療や自己治療を受ける権利は人権として認められている。

この部分を法廷で主張することになります。

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山本さんは自己治療のためにしか大麻を利用していません。

先にも述べたように、現代医療の治療では限界があり、大麻を使わなければ命が削られるのを待つのみという状態なのです。

そして大麻を利用して患者が大きな効果を得ている事を、山本さんや諸外国が証明しています。

皆さんはどう思いますか?

あなたの家族や大切な人が同じ境遇だったら?

死を待ちますか? 犯罪を犯しますか?

これは犯罪ですか?

現在も医療現場ではアヘンが利用されているのに、なぜ大麻はダメですか?

大麻を利用すれば副作用なく沢山の人々が救われるのに、なぜでしょうか?

司法にこの見解を問うために、この裁判の幕が上がります。

裁判官も検察も医者も誰も、自信が病を抱えなければ、末期ガンやその他の病で苦しんでいる人の、悩みや痛みを理解することはできません。

現在法律で禁止されているからという理不尽な理由で、人権を無視することはあってはなりません。

僕はこの裁判の判決をきっかけに、人々が医療大麻に関心を持つ事。

最終的に嗜好、医療、栽培も個人の自由で大麻を使える世の中になる。

その第一歩になると信じています。

本来大麻は国が管理するものでもなく、特定の機関が管理するものでもありません。

そうすれば“利権”が生じます。

大麻は雑草であり薬草です。

ただの植物です。

自分の庭で育てて楽しみ、治療もできる自由なものです。

道理、医療、資源にエネルギー。ダメなところが見当たらない。

国が禁止するのは何か理由があるのですか?

それともただの馬鹿ですか?

しっかりと見つめていきます。

またレポートしますね!!

医療大麻裁判 第二回公判のレポート

 

Tokyo Pink

Tokyo Pink

Tokyo Pink レベル34の革命家/麻なび代表
東京都出身の江戸前ラッパー。
大麻大学卒業。とにかく二階堂ふみが好き。
18歳でマザーテレサとの出会い、その後世界30ヶ国を巡りさまざまな文化、習慣にふれる。好きなブランドはブルーベリー。
現在は都内各地で大麻の真実を伝えるゲリラ活動中。
イベントの司会や講演を主催しラッパーとしてライブにも参加している。作詞家としては企業の社歌を制作する。
大麻を愛し、そして大麻に愛された男は日本のバビロンで愛を叫ぶのであ~る。

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